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日々雑事 朝の日課
2012年08月25日
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 いつのまにかまた学校が始まり、毎日運転の日々がもどってきた。前は、毎日同じルートを運転するのは安心だがたいくつだと思っていたけど、最近新しい発見をしたおかげで朝車を出すのが楽しみになった。

 新しい発見とは、自分が毎朝とあるおんなじ車の後ろを走ってるということに気づいたことだ。その車は小さな空色のPTクルーザーで、運転しているのは45歳くらいの可愛らしい、ショートカットの女の人だ。すごく近所に住んでるらしく、家をでたとこのペトロ・ステーションの交差点で信号待ちをしているといつも同じタイミングでコーヒーやの影から現れ、自分の車の前方、交差点の反対側の方へすーっと入っていく。PTクルーザーは個性的な形をした車だ。自分では絶対に買うことはないけど、ある一定の割合でこれがとても似合うタイプの女性が居るという、そういうかんじの車である。学校までの6マイル、この車の後ろを走りながら、この女の人について色々観察するのが最近の朝の日課になっている。

 たとえば、この人は毎朝車の中でお化粧をしている。自分は殆どフェチと言っていいくらい、女性がお化粧をしているところを見るのが好きなので、運転中にうっとりとなってしまわないように気をつけている。女の人は交差点で止まるたびにレアルビュー・ミラーの中をのぞきこんで、さっきのマスカラの続きをやりはじめる。白くてちょっと指の短い手で一生懸命塗っている。はみ出たアイライナーを拭きとる。終わったら口に濃いピンク色の口紅をつける。唇をぱくぱくさせて馴染ませる。ほっぺたに粉をつける。そういう諸々に気をとられているから、青信号になったときの急発進で毎回ミラーの下にぶらさがっているロザリオがひどく揺れる。

 それから、この人の運転を見てると性格まで分かりそうに思えることがある。いつだったか忘れたけど毎日通ってる道が舗装のし直しで、路上の白線が全部消されてしまってる時があった。地元の人しか通らないような道だから、線が無くても皆所定の位置で信号待ちしたり、停車するとき反対車線から来る車の進路をブロックしないように気を使ったり皆うまくやっていた。しかしこの女の人だけは右折専用レーンに停まってのんびりしていたので、後ろから来たでかいバンにブーブーやられていた。むっとしたらしく、その後学校につくまでの間他のレーンに至近距離からいきなり入ってきたり、クラクションを鳴らした車にやけに近付いていったり、ずーっと挑発的にしていたので自分はそれを見て可笑しくてたまらなかった。

 自分とこの人が学校につく頃、時間はすでに授業開始時間の5分前くらいだ。自分は校門を入るときはこの人の後にいるけど、校舎に入るのは先である。なんでかっていうと、この女の人は駐車が壊滅的にへたくそで、なかなかうまく車を停められないからだ。だからこの女の人はいつも授業に5分遅れる。でも、5分遅れても、毎朝ちゃんと駐車しようとがんばっているこの人の事がとても可愛いと思える。

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空色の車つながり - デラウェアの片田舎で見たきれいなトラック
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