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野外活動 やったー!
2012年09月06日
skimmer.jpg
Great Blue Skimmer / Colonial Williamsburg,VA

 トンボがとまったぞー。やったーーーーーー!
 グレートブルー・スキマー という、トンボだと本に書いてあった。
 
 子供の頃、長野の山に別荘があって夏よくそこでトンボとりをした。ナツアカネとかクルマトンボが主にとれた。オニヤンマとかギンヤンマは雑木林をこえて水場のほうまで行かないといない高値の花で、せっかく見つけたとしても早すぎて、飛ぶところも高すぎて、だいたい成す術もなく口をあけてみているしかなかった。また、トンボはいじめると咬むということもその頃知った。いっぺん飼おうとしたこともあったけど、虫かごに入れたままにされたものは一晩の間にみんな悶え死んで、(すくなくとも虫かごの中では)トンボは飼えないんだということを知った。やんわりとしたなわばりのなかを見回り中のトンボにうまく指を差し出すとそこにとまることがあって、当時この「トンボとめ」の名手としてブイブイいわせていた自分は「トンボは心のきれいな人の指にとまる」という勝手な説を唱えて、背たけが足りなくてうまくとめることができない妹に間接的にベソをかかせたりしていた(トンボは単になわばり内の一番高いところに止まる)。

 大人になったある日ふとこの「トンボとめ」をやってみたことがあった。結果は全然駄目だった。敗因は、背が伸びすぎたことでトンボがとまりたくなるような微妙な高度を追い越してしまったことだと思われた。体も大きくなっていたのでトンボにとって違和感があったのかもしれないし、もしかしたら昔に比べ、心があんまりきれいじゃないらしいからかもしれなかった。自分のなかでトンボはそれから、大人になることによって失われた友達のような感じになった。お母さんの用意してくれたスイカや蚊取り線香、虫取り網など、そういうグッズとともに記憶の中のどこか遠いところへ行ってしまった。

 先週ヴァージニア州のコロニアル・ウィリアムズバーグという、1600年代にブリテンから最初の入植者が来た場所が保存されているのを見学に行き、古池のはたで休んでいたところ、まわりにトンボがた~くさん飛び回ってました。しかもよく見ると色がとても綺麗なやつで、日本だったらシオカラトンボみたいなお宝枠に入るようなトンボ達だった。そしてそれに気付いたとたん、自分の中に急に元トンボとめ野郎としての記憶が蘇りました。それで心を無にして、そーと指を差し出したらトンボは速やかに飛び去ってしまい、やっぱ駄目か・・・・・・・・・と思った。しかしそれからまたすぐ滑らかに飛んで戻って来て指の上にチョンととまった。やったあ~~~!嬉しくて心がはやり、カメラを持つ手も揺れまくった。あの時の自分は間違いなく全米で一番トンボに対して興奮していた人間だろう。なんだか、やっと「心のきれいな人」に戻れた気がするな。トンボよ!ありがとう。
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綺麗。
2012.11.14 07:30 | URL | ヌ | 編集

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