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世界の事 特異点は近づいている
2013年05月07日
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 家を直したり、友達と喋ったり、宿題をためにためたのち夜ナベしたりしているうちにいつのまにか学期が終わり、突如、自分がせこせこと走り回っている間に、まわりの木々はもうとっくに生命にみなぎっていた事、その萌えさかる緑を発見するに到りました。そんな時たいへん心安く、改めて春から夏って素晴らしい季節だなあっと思います。鳥はピヨピヨ際限なく歌い、無限に飛び続けているようです。時々木立ちをしめす雨露は若草の香り。思い出すかぎりで10年ぶりくらいに「階段でコケて」、右足の付け根から動かなくなり、ほろんどまるまる2日を寝室の天井だけ見つめていた後でもあるのでよけいにそう思うのかな。今日の写真は、そんな直り始めたびっこを引き引き散歩した時に行った所のです。

photo2.jpg

 写真で伝えるのは難しいですが、この時自分はクインジのような、昔の神秘主義の画家の絵の中に居る様な気がしていました。とにかく木々のあらゆる葉っぱという葉っぱがみずみずしく、新しく、そこを通ってきた光が不思議な幻燈のようにいろいろなところを照らして、この生きた自然全体が光を発しているように見えた。水辺は色んな画家が皆して題材に選ぶ場所だけど、それがなんか分かったような気がした。この日の湖はどこか遠くの世界に繋がっていた気がする。

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 誰もいない道もなんか光っていた。

 この道に数日後、この界隈ではとても珍しい、直径3メートルほどの小さなシンクホール(ドリーネ)が出現して、ニュースになった。この写真をとったこの瞬間も、アスファルトの殻の下を冷たい地下水が流れていっていたのである。

photo 4

 光るおぢさん。彼は外国人だからってみんな足が長いわけじゃないという良い見本ですね。身体の特徴はすべて、その生き物がどのような遺伝子を持っているかを象徴しているので、生き物にとって身体は記号です。「外人なのに足が短い」という事にもきっと、何か隠された秘密があるのでしょう。(のか?)

 しかし、我々ふたりの間では足がちょっと短いくらい、そんなに大した問題ではないんです。なんてったって私達の文明にはいずれ「特異点」がやってきて、私達人類は種として前進していく機能を外部に委託し、そして生身の体を抜け出て金属とシリコンで出来た回路の中の電気信号として生きていくのだから。・・・こんな風に書くともう本当に危ない人みたいでウキウキしてきてしまうんですが(笑)このイカレ思想は怪我している間、ほぼ毎晩夜更かしして宇宙について話し合っていた結果なんです。人間の文明が次の段階に到ったあとに現れるだろう諸々の新しい概念の事、宇宙人の事、宇宙に住むってどういう事かとか、カルダシェフ・スケール(進歩した文明の形態を三段階に分けて考える尺度)などについて喋り、それがオカルト的に楽しくてなかなか眠くなりませんでした。最終的には「今のところ、ヒトにとって身体とはそれがどんな様子であっても愛すべきものかもね」という点に到りました。繰り返し語り古されたアイデアかもしれないけど、私達の肉体や生命はまさに「テンポラリー」であり、それは「間に合わせ」のために与えられた器や時間にすぎない。命あるものはみんな消滅に向かって一秒、一秒不可逆的な変化を続けており、私達人間はだから、生きて生きていくこの日々に貴重性を見出すことができます。

rainy day
裏の雑木林
 
 最後に全然関係ない話題をひとつ・・・NHKのテレビでやっていたあの、わくわくさんとゴロリの番組「つくってあそぼ」が、今年の3月で終わってしまってた事をたまたま知って、ちょっとショックでした。子供の時親しんだテレビシリーズが終わるというのは結構寂しいものですね。生まれ育った家を突然引っ越さなきゃならなくなった時とか、夫婦がずっと飼っていた犬が死ぬとか、永遠に続くと思われたあるひとつの時間の終わりという感じがひしひしとあります。

 因みにこれを知ったのは「つくってあそぼ」のさらに前の番組であった「できるかな」ののっぽさんが、宮沢賢治の物語を一人芝居で表現する、というのを新聞で見かけたことがきっかけで分かりました。自分は知らなかったですが、のっぽさんは宮沢賢治がお好きなんだそうです。「私にとって尊敬の上を行く言葉は『大好き』。賢治さんはたとえ文に間違いがあってもみんな好き。そういう好きです」という、のっぽさんの考えに共感します。お芝居は岩手県の花巻にある宮沢賢治記念館で、無料で見られるそうなので、このブログに岩手からのビューアがいらっしゃるか分かりませんが、お近くの方はいってみてください。
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