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鳥類観察 がんばれ小鳥
2013年08月15日
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 うちのまわりは背の高い広葉樹(ハード・ウッド)がたくさん生えている地域です。案外古い木も多いらしいのですが、地域の自然保護活動の一環として、朽ち木は大抵なにもされないでそのままなので、夜中遠くからバキバキ・・・ドーンと木が倒れる音が聞こえてきたりします。例外として、民家に向かって倒れそうな木を事前に処理することはOKなんだそうです。

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 それで今日は朝から近所の家が木を切る人を呼んで、機械を入れていろいろやっていました。ところがチェンソーの音に驚いたのか、この小さいオリーブ色の鳥がうちの3階ほどの高さにある窓にぶつかってしまったのです。はじめ裏庭に出たら地面にひっくり返って動かなかったので、あとで埋めてやらねばと思いつつ、半刻ほどして見に行くと、まだ生きて地面にうずくまっていました。

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 かろうじて座ってはいるものの息がはあはあとして、体も冷たく、かなり具合が悪そうでした。小鳥が高い窓に衝突したりそこから落っこちたりすると、ほどなくして死んでしまうことがけっこう多いので少し悩みましたが、どうせ死んでしまうならば、最後静かで落ち着ける場所で過ごせばいいと思い、拾うことにしました。鳥を布きれで拾い上げるとすでにアリなどの小さい昆虫が集まっていました。いったいどうして死にそうな生き物をこんなにすぐに探しあてるのかとびっくりした。

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トイレ紙の下にいます

 うちは爬虫類のいるおうちなので、写真のような変な容器などにはあまり事欠きません。これはヤドクガエル用の保温性が良いケージです。この中に半分に切ったイチゴパックに切ったトイレットペーパーをしいて、床の1/4ほどをこれまた爬虫類用の保温器具で暖めました。2時間後、覗いてみたら、鳥は相変わらず目を閉じてうずくまっていましたが、まだまだがんばって生きていた。シリンジで水をやってみると少し飲みました。どうも頭を打ったらしく平衡感覚を失っていて、精一杯座る以外は身じろぎなどもできないようでした。

photo (2)
こんな時便利なドライ虫

 またしばらくして覗いて見ると糞をしていたので、糖分と電解質補給に、極僅かに塩つぶを加えたスイカの汁を少しずつ飲ませた。糞の匂いと、クチバシの感じから、たぶんアトリみたいな虫を食べる鳥だろうと考え、小さいコオロギの頭と脚をむしって、やわらかくしたものをお箸でそっとわたしてやると、ふらつきながらだけど食べていた。そんなこんなで半日後・・・・・・

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 小鳥、なんと復活。くりっとした目が大きくてなんか別鳥みたいになった。

IMG_3563.jpg

 「もう、お外に行くよ~」とプルプル走り回るようになったので日が暮れる前におもてに放すことにしました。

photo (1)

 これは最後の写真。これを撮ったあと、ビューンと飛んでいった。よかった、よかった。

 この鳥は、「東海岸の鳥図鑑」に載っていなかったのではじめ混乱してしまいましたが、実は北米が夏の間だけ南米やカリブの島々から渡ってくる漂鳥でOven Bird、カマドムシクイという鳥みたいです。こんどはよそ見しないで飛ぶんだよ。

 (追記) ニューヨークのWild Bird Fundの記事によれば、アメリカでは、フェデラル・ライセンスを所有しない一般人がこうして野生の鳥のケアをすることは法律で禁止されているみたいです。市民がケガをした野鳥を発見した場合、すぐにライセンスを保有するリハビリテイターのもとに送り届ける義務が生じます。ワシントンD.C.エリアの場合は、以下が連絡先です。
     ・Wildlife Rescue League
     ホットライン (703) 440-0800 (急を要しない問い合わせは (703) 391-8625へ)
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わしさん こんにちは!
嬉しい記事をありがとう (^^)
元気があるとないでは こんなに違うの (@_@)
びっくりです
わしさん すごいですね 保護完璧ですね
私はいつも自分がこの状況だったら 何をしてほしいか考えるようにしています
だから食べ物や 本当に必要なものなど 検討違いも多いと思いますが
それでも どうにかなることが多いです
人も動物も 結局は一緒なんだなって思います
もちろん専門家の助けも必要ですが

カマドムシクイちゃん あなたラッキーな子よ
もう よそ見してはダメよ (^_-)

2013.08.19 11:49 | URL | ちび鳩 | 編集


 ちび鳩さん ありがとうございます。

 カマドちゃんは、本当にラッキーだったと思います。脚や羽や首もどこも折れてなかったですし、たぶんひどい脳震盪みたいなものだったのでしょう。元気になったらイキナリ「どちらさん?」と聞きたい位、可愛くなりました(笑)

 上から落ちてきた時は首をあらぬ方向にまげて、仰向けでもがいていてもう駄目だろうと思いました。人間だと、脳に何か問題がある時は極力動かしてはいけないですから、車で保護センターに運ぶのも迷ってしまいました。それで、このまま苦しみ続けるようなら楽にしてやらないとと、ずーんと重い気分になっていたので、回復しだした時は嬉しかったです。

 ちび鳩さんのおっしゃるように、もし自分だったら・・・と考える事って大事ですね。ちび鳩さんはそういう心をたくさん持っていらっしゃいますよね!すてきです(^。^)
2013.08.20 01:21 | URL | 「 わし 」 | 編集

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