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日本の事 国を企業と考えると
2014年01月23日
violet in the bath

 あるところに「株式会社にっぽん」という総合商社的な会社がありました。この会社はこれから自社の製品や社風、そのほかありとあらゆる会社のもつ良い要素を他の会社の前でプレゼンテーションする機会が与えられていました。というのもこの会社、伝統的な社風や家電や車などでいっとき一世を風靡したものの、現在は自社ビルの老朽化(特に電気系統)や、年々新卒の入社が激減するなどかなり厳しい内部事情を抱えています。そのため、これから新しい製品や物流ルート作りを通して、もう一度世間に強く存在感をアピールしていこうとしていたのです。

 ところが「太地課」の一部の社員が(他の大多数の会社間ではご法度とされている)、毛皮目的のハムスターの養殖を行っているというではありませんか!ハムスターはかわいらしく、人語を解し、家族愛をもち、また一匹からとれる毛皮はとてもわずかなため、産業動物としての資源価値はほぼゼロです。しかし「別に法律は侵してないし、昔から続く社内の伝統のひとつである」として、他の会社からの「(その前時代的な行事を)そろそろやめたらいいのに」という空気をあえて無視して、年に一回ハムスターの選別とト殺を強行しています。太地課のデスクやコピー機、床はかわいいハムスター達の血に染まり、この情景が他社の報道紙の一面にでかでかと載りました。

 会社が立派に発展するには、良い仕事をすることも大切ですが、それと同じくらい、「会社のイメージ作り」が大切です。「株式会社にっぽん」は、一時期たまたま時代の波にのって経営が大変うまくいっていたので、「全く違う社風をもつ大勢のほかの会社の間で自社がどんなふうに見えてるか」を、あまり気にしないままここまで来てしまった節があります。「社風」を大切にすることは、社員にとっては重要で結束を強めるかもしれませんが、昔と比べてより競争力の問われるグローバル社会の現代、そのことにどれくらい意味があるでしょうか。社内においては単なる一部署である「太地課」が知らぬ間に世間で「Taiji」と言われ、会社にとって巨大なネガティブキャンペーンになっている事は、社員達にとっては特に気にならないようです。

DSC06281 - edit 
 ということで最終的になんと言って頼めばアマゾンのCEOが日本の首相になってくれるだろうか
 などというかなり突拍子もない夢想を最近、しています(笑)

 直接のきっかけはこのところの都知事選に関するニュースを見聞きして、この先どんな方が東京都の、ひいては国の牽引役として適任なんだろうか・・・といろいろ思い巡らしていたことです。東京出身者として次の知事に強く希望するのは、オリンピックという最大級のアピールのチャンスをひかえて「国際都市・東京&プログレッシブな国・日本」をアピールできる、実利主義的ものの見方ができる人です。具体的には若くてビジネス経営をしたことのある方。その観点でいくと現時点で立候補している人の中にピンとくる人があまり居らず、これはとても残念なことです。

 北米の中でも政治に関心のある人が多いここワシントンD.C.エリアに住んで、アメリカの議会や政治に関わる人々について日頃かなり身近に感じる中で、非常に多くのこの国の政治家達が、優れた経営者(ビジネスマン)のバックグラウンドを持っているということが日ごろ気にかかっていました。一方日本の政治にまつわる人々を見ると、一族で運営している会社を持っている人は多数居るものの、皆どちらかというとアカデミック風味で、たたき上げ的ビジネスマンの政治家はあまり見かけません。これは日本の政治から「現場感覚のある経営者的目線」という、今かなり重要な成分が不足するいちばんの理由ではないだろうか。

DSC06247.jpg

 資本主義の先進国の政治をする人々に、ビジネス感覚が欠如しているのは問題です。たとえば今回の和歌山のイルカ漁に関する一連のできごとでは、海外メディアに対して最終的に安倍首相まで出てきてCNNのインタビューに答え、これは文化であり、ならわしであり、人道的処置もされていると説明され、そのこと自体はとても真摯なことで、これに一定の理解を示す外国人も少なからず居るという現状を自分のまわりを見ていて感じました。しかし大多数にとっては「非人道的イルカ漁を続ける日本人とそれをサポートする日本政府」という構図が心に焼き付いたと思います。

 野生動物保護だ・人道だ・というポイント抜きにしても、そのうち世界の食糧事情の悪化でまわりにある手に入る生き物を何でも食べなきゃいけない時代が来るかもしれないのに、食生活の均一化からくる畜産動物の世界的な爆増が地球に及ぼす影響を無視し、地域の生態系や資源量への理解なしに「とにかくイルカを守れ!」という西欧諸国の論調は、間違いなく空論です。けれども日本は、なぜこのことがBBCやCNNが記者まで派遣して、一国の首相にまで取材に来ているのかという部分を考慮する必要があると思う。こういう部分で一定して「正論」「文化だから」をゴリおしていく日本の態度はヘタだなあと思うし、「外国の圧力に屈しない我ら」になんとなく熱狂している日本の人々を見ると、お得意の『空気を読め』はどこへいったんだろう?と不思議に思います。そこへいくと隣の半島の方がよほど割りきりが早く、ソウルオリンピックが来ると決定したら、すぐさま市内から狗肉料理店が消えたという逸話が残っています。彼らにとって犬を食べることは大切な文化です。特に妊婦にいいとされるらしいから、自分も自分の母も、犬を食べて子を産んだとか、叙情豊か系の逸話はきっとたくさんあることでしょう。でも対外的に損にしかならないなら、その一地域から伝統が消えたって良いという「実をとる態度」が、その後国にどのように影響したのかは、電気店や車屋へ行けば見る事ができます。
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・・・二度目です・・・
わしさんの更新が 私のマイページに出てこないの・・・
時差のせいかしら・・・で 今頃気づいた
都知事選 終わってるけど (^_^;)
最近やたらとマニフェストだ 隠し子だ 騒がれて
長い文章や会話の一部を切り取られ
政治家さんは政治以外で大変だなぁ とか思っていた

でも 企業も同じだよね
車屋が車だけ作ってればいい時代は 終わったんだよね
ってことはぁ 人も一緒だよね
食べて寝て 呼吸して心臓動かしてるだけではダメなんだ
他にできる人はやればいいんだよなぁ

海外の映像みると 必ず日本車が映っていてびっくりです
もう日本以外の車探すのに必死になっちゃう

2014.02.10 13:53 | URL | ちび鳩 | 編集


 ちび鳩さん こめんと有難うございます!
 バレンタインデーもオメデトウございます(日本ではもう、昨日かな?)

 政治活動をなさるかたは大変だと思います。あまり、割りに合う仕事ではないと思います。粉骨砕身働いても、偏った報道(しかも本業とは異なる瑣末な事も多い)などで大抵世間からは見下されるし、ポジションを下りる時もなんだかんだいって、ネガティブな評価しかされませんね。そういうのも、若い政治家があまり出てこない原因のひとつかもしれません。

>食べて寝て 呼吸して心臓動かしてるだけではダメなんだ
>他にできる人はやればいいんだよなぁ

今の自分にとってすごく響いてくる言葉です。自分も、どんなかたちであっても、何か誰かの役にたつ人間になることを願って、日々勉強しています。

 アメリカで日本車はがんばってますよ!アメリカ人のキッズが大学へ行くとき、初めて親からプレゼントされる車は日産社が圧倒的とききます(^。^)ファースト・カーはアメリカ人にとって、多感な時期を過ごす相棒みたいなものらしいです。なんか嬉しいですね。
2014.02.15 05:57 | URL | 「わし」 | 編集

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