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作品鑑賞 アイウェイウェイ
2010年11月06日

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 アイ・ウェイウェイが中国政府により自宅に軟禁されたとニュースで知りました。北京出身のアーティストで何年か前もヒルズの森美術館で展覧会やっていたから、見た人もいるかもしれません。「わし」も見に行きましたが、魅せる展示で、物量の力もあって、力強い作品を多く作られている方です。

 北京オリンピックの会場の原案だけして(政府の方向性と会わなくて)途中で降りちゃった人と言ったほうが有名かも???80年代から主に中国国外精力的に活動している作家であり(中国で現代芸術が開花したのが大体その80年代と言われています)上海ビエンナーレなどが開催されだした90年代、そして現在にいたるまで現代芸術を支え・先駆けた文化人であります。

 アメリカで、アイ・ウェイウェイと同年代の中国人の女性と友達になりました。彼女は文化大革命の行われた親の子世代で、いわく、子供の頃は公安が市民を「白い家族」と「黒い家族」に区別し、「黒い家族」に決定されると他の子に遊んでもらえなかったり、様々な差別を受けたと言っていました。アイ・ウェイウェイの家族もアイがまだ小さいうちに新疆ウイグル地区に送られ強制労働に従事させられてたという。

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 彼の比較的新しいヒマワリの種を使った作品は、イギリスのテート・モダンで年に一回発表される氏の11個めの作品です。1600人中国人の職人を使い6万個を超えるひまわりの種のレプリカを作ったものです。中国の政治的プロパガンダの中で太陽は偉大な指導者を指します。では、このひまわりのタネとは何(誰)を指しているか?そのひまわりのタネが賃金と引き換えに工場で大量生産されているレプリカだという現実とは。この作品にとって、作品を見る事はすなわちこのヒマワリの種のレプリカを、踏みしめて歩かねばならないということ。

 氏は今回の展示でも鑑賞者が自由に質問できる窓口を設置したほか、他にもブログをつけてみたりtwitterをして中国の若い人たちと積極的に交流を持っているという。・・・・・・などなどという知ったかぶった薀蓄はさておき こんなに種ばかし作っていやらしいな~というのが見て最初に思ったこと(笑)。まさに低脳なわし。

 中国の文化的活動家と言えばリウ・シャオボー氏が、中国在住の中国人として始めてのノーベル平和賞受賞者となったことも書き留めておきたい。

 今回の受賞によって中国の政治的な立ち居地に対する西洋諸国の姿勢が明らかになると共に、受賞したまさにその時も当事者が政府によって情報を遮断され=社会的に抹殺されてるという状況が広く世界に発信されたのは大変に意味のある事だと思う。人々が体制に反発していく時文化や芸術は躍動していく。


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