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鳥類観察 ウクライナの鳩達
2011年05月15日
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 お昼ごろウクライナのキエフに着きました。作品の写真を撮るのと、この国にある爬虫類の輸出をしている会社にお邪魔する以外は特に予定が無いのと、久しぶりに一人きりになれるチャンスでもあり、しばらくのんびりしていきたいと思います

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 のんびり計画の手始めとして道の鳩をおっかけることにする。

 今日気付いたことは、人間は旅行するときには必ず駅に到着するようになっているということ。これはあたりまえのことだけど今まで考えたことが無かった。私たちは電車や飛行機や舟で自由に移動しているように見えても、実際は誰かの作り上げた線路・航路・空路のような決められた道筋を通り、駅や港という点在する場所の間を移動しているにすぎず、距離としては遠くへ移動したとしてもその行動自体は案外制限されたものとなっているのではないかと思った。交通手段や通信技術が発達して地球は小さくなったとか言われているけど、自分にとっては今の所そうは思えない。

 話をもどすと、駅には大体かならず鳩がいる。多分世界中の鳩の生息地で駅はかれらの重要な生活場所になっているにちがいない!このような雑踏を好むというのが鳩、特にドバトの存在価値を下げているというのは間違いないと思うけども、旅行者になって見知らぬ土地に行ってみたときに、どこへいっても日本とほぼ変わらないような、しぶとそうで一生懸命生きてる鳩達の姿が見えると心がなごみます。

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路面電車横の道で第一村バト発見!

 ウクライナの鳩をみていて気がついたのは、観賞用の鳩の毛色で「グリズル」と呼ばれる色のものがなんだかやたらと多いということ。後のほうに写真を載せましたが、今まで見たドバトの中で一番綺麗だと思った赤毛の鳩や、逆ペンギン鳩(勝手に命名)など、人間が一度手を加えた鳩が再び野生化して、自由に繁殖した結果こうなったのだろうか?と思うくらい素敵な鳩が多く、見ていて飽きなかった。

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 コーヒー屋のテラスで見つけた別のカップル。ノーマルな灰色二引模様でも白毛交じりになるとずいぶん雰囲気がかわる。余談だけど、ウクライナのコーヒーはおいしい。道のブリンチキ屋のおばさんに何の豆?と聞いたら、ただのアラビカ豆100%、と言われたけど・・・。安い砂糖入りブラックコーヒーなんかでも驚くほどうまい。

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「あんまりジロジロみないでね。がっぺムカツク!」

 この鳩は一見グリズル的な鳩ということで見過ごしてしまいそうだけど、尾・下半身と風切り羽が単色になっていてなんとなく江頭を髣髴とさせるいでたち。

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 あちこちに白毛交じりの鳩・鳩。

 キエフの鳩は、なんでかしらないが全体的に汚れている。でも、汚れていてもハトムネを張って生きている彼らはたくましい!繁殖するのに良い季節だからかあちこちで、大きなオス鳩がハトムネをさらに膨らましてガールフレンドたちにアピールする姿が見られた。

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ここにも鳩

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 広場で出くわしたちっこい鳩溜り。このようなアットランダムな鳩の集まりを見ると羽色の違いと比率などなど、大雑把な比較が出来るかもしれない。ここでも、グリズル模様の多さが特に目立ちます

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 ↑この写真の鳩が今回、いやむしろ自分の今までのドバト観察キャリアの中で1、2を争う美しさに感動した個体。茶色というより赤毛とよばせていただきたいようなリッチな煉瓦色に白い羽の部分が大きく配置されていて非常に綺麗だった。

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 こんなにきれいな鳩が本当にノラ鳩なんだろうか!東ヨーロッパ方面では鳩の飼育はポピュラーな趣味と聞くので、誰かが大事に飼っていたものが逃げたのかもしれない。いずれにせよ 冬は寒さ厳しいウクライナなので、いまのあいだに沢山食べ、隣の彼女と丈夫な雛を育てて美しい遺伝子を沢山残してもらいたい、などと余計なお世話なことを考えていました。

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 こちらは逆ペンギンバトと(勝手に)名づけた鳩さん、広場で見つけた個体ですが、偶然なのかナンなのか目の下が黒い個体。このように、よく見ると結構変わってる鳥が多い。

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 こういう大胆な羽色の鳥は左右非対称のパターンを持つことが多いですが、この鳩は顔の反対側もなんとなく似たような感じになっており興味深い。体の模様も白と黒でばっちり分かれていてとてもユニークです

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反対側

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 公園や有名な教会の並ぶ地区を抜け、独立広場近辺を散策。教会のあたりや表通りにはこのように立派な白鳩を手に乗せて歩いている人たちがいます。彼らは街の観光名所や景色のいいところに鳩と共に待機していて、観光客が訪れるとすかさずその手や肩に鳩をのせて写真をを撮り、それを売って小銭を稼いでいる出稼ぎの人々です。いきなり鳩を乗せられた観光客は驚いたり迷惑顔だけど鳩可愛さにメロメロにされてついお金を払ってしまうというシステム、新手の美人局とみた!

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こんな感じで

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鳩が頭のほうに行っちゃってどうしていいかわからないおじさん

 このようなピジョン・トラップが要所要所に仕掛けられておりおちおち散歩もしていられない市内ですが、彼らの連れている鳥はみんな本当に大きくて(何という品種か分からない。ファンテールには間違いないけど、一瞬ハウスピジョンかと思うよな大きさ。)立派でおとなしく、やっぱ鳩っていいなあーと改めて思いました。ウクライナ初日はこのほか教会へ行ったりスーパーマーケットへ行ってケフィアの品揃えにおったまげたり、グルジアワインがより取り見取りでへヴン状態になったりといちおう観光らしきこともし、あっというまに過ぎていってしまいました。充実した滞在になるように良く寝てよく食べ、あしたに備えたい。

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かわいい~

 オマケ・・・ホテルの近くの路上に住んでいた猫。自分の先生の猫にあやかってワーシャと呼んでいました。彼は、めちゃくちゃスイートな性格で、見た目もいかにも猫らしい猫で、短期滞在でなければ手続きをして連れて帰りたいくらい可愛かった。

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