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日々雑事 ザーヤツたち
2012年03月02日

 ウサギという動物は、自分にとってなんとなく幸運を運んでくる気がする生き物です。自分でも変な話だと思うんですが昔、夢の中で出会った見知らぬおじさんが「ジャングルの葉っぱの影に隠れている紫色のウサギをつかまえると、すばらしい幸運がやってくる」と教えてくれたことが、ウサギという動物に対して無意識に良い感情を持つきっかけになったのかもしれない。夢の続きではその後見事葉っぱの影にいる、うす紫色をした野兎を捕まえることができたのですが、以来紫色をしたウサギのおもちゃなどを見かけたら、ラッキーが訪れるような気がして集めるようになった。

DSC03827.jpg
家の隅で着々と増殖していくザーヤツ達 ; 左から、「フィアリャタバヤ・メリザーヤツ」、「こでぶちゃん」、「サイコキラーのテッド」、「メリザーヤツの元彼」、「名無し」、「ザイチェク・くるま」。みんなで宝物の入ってる箱を守っている、という事になっている。

 そんなウサギ事情ですが、先日ショックをうけたものについて。

 ワシントンD.C.は緑が豊富なので、時々オフィス街や住宅地でもシカ、野うさぎ、アライグマなど森の動物がうろうろしているのを見かけてびっくりすることがあります。「わし」の住んでるアパートの裏にあるほんのちょっとの生垣の下にも、森を離れ都会に一匹だけで住んでいるらしい小さい野ウサギがいて、「わし」はこの変わり者のウサ公にも「かわいいザーヤツ」と名づけて、勝手に応援していました。そのザーヤツなんですが、先週の夕方ちょっと外へ出たら、道路で車にひかれてぺったんこになっていた。

 こういう身近な小動物の死というのに対して強く心が動かされる。これは、考えたら不思議なことだ。自分は人生の半分以上の期間、兎やネズミや小鳥や金魚を餌にする蛇という動物を飼っています。でも、だからといってネズミや小魚や鳥が憎いわけでは全くなく、むしろペットとしても飼っていたくらい、好きです。でも蛇も大切だから、餌にするためにこのような小動物の命を捕らなくてはいけないときはそうする。このような(動物の力関係においての)一段下に位置する動物達に関して、愛情の対象として、また餌となって消費されるものとしての線引きが、実はまだよくわからない。

 そんな大好きな蛇ですが、もしもそのうち蛇料理を出してくれるというお店に行ったら、今度は好奇心のほうが強くなって多分わくわくして食べてみるだろう。ほかにも自分は鉄砲を撃つし、猟師のおじさんとともに動物をばらしたり罠でとった鳥をしめて調理したりもするわりには、家で鳩を大事に何年も飼っている。昨日は道に誤って出てきたとみられるミミズを助けた。先夏は魚釣りのために無数のミミズの命を奪いまくったにもかかわらず、今日はその一匹のミミズを助けるために衆目憚らぬありさま。恐ろしいのは、自分以外にもこういう論理的に矛盾したことをやっている人を、結構大勢見かけるような気がする事だ。愛情とか共感能力とか好奇心が人間を不条理で、全く変な生き物にしてしまっていると感じる。
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